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コピスリレーエッセイ第15回 「クリエイターの条件」 by 高山 弘 (ゾートロープアーティスト)

最近 友人が クリエイター育成の為の各種学校で トークショーを 行なった。
そこで 学生に向けて クリエイターにとって なにが一番必要かと言うことを話したそうだ。

おそらく このなにが 一番かということに対しては 各人各様で正解はないと 思えるのだけれど 各人の制作に対する思いが わかって たいへん 興味深い。
そして 正解は 無いとは いうものの ある種の偏りは でてくる。

この友人から 私が質問を 受けた時は 「好奇心」だと答えたけど
この文章を読んでいる あなたは 何だと思いますか?

この友人は 学生たちに向かって「個性」だと言ったそうだ。

その他 知識とか 面白がる心とか 権力に対する反逆精神とか ゆるぎない自分の意思とか いまのところ いろいろな意見が でてる。

人脈と言った人も いるようだ。
そうすると「運」というのも 入りそうだ。

運と言うと 少年ジャンプに連載中の「バクマン」と言う漫画に 漫画家に必要なものとして「うぬぼれ と 努力 と 運」と言う三つの条件が出てくる。
ただ3つのうち どれが一番なのか わからない。
人によって違う気もするけど どれでも良いような気がする。

映画監督のロバート・ロドリゲスは その著書の中で 映画作家に必要なものは 「映画作家」という肩書がついた名刺だと言っているので これは クリエイターにとって必要なのは 自分がクリエイターだとの認識ということだろう。

友人のパズル作家は 「やめろと言われても やりたい心」と言った。
まぁ 私の知ってる方たちは 人に 何を言われても 作り続けている。

もちろん 凹まないわけは ないと思うのだけれど
凹んで そのまま 退場したのでは クリエイターでは なくなってしまう。
クリエイターだったという過去は残るだろうけど。

ここで「なにくそ!」と がんばる人もいると思うが
私の知り合いは どちらかと言えば たんたんと と言うか
「これが 好きなんだものね。」的な感じで 作り続けている。

ここまで 書いてみてw) クリエイターに一番必要なものって 最初は「好奇心」だと思っていたけど やっぱり作品かなぁ。との考えに変わっちゃった。
作品がなければ 認められるもなにも ないものね。

はやく 次の作品に とりかかりたいです。

高山 弘 (2010.12.02掲載)

高山 弘 プロフィール


コピスリレーエッセイ第19回「僕と模型」


ゾートロープ 高山弘

高山 弘

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