ゴールデンウィークも最終日、
コピスでは、宇梶静江さんの作品展が始まりました。
宇梶さんは、北海道のアイヌの子孫として、アイヌ民族解放運動を続け、
アイヌの生活を、古布に刺繍という技法で絵本にしています。
もともと文字を持たない民族で、
口伝えで自然や生き方の尊さ厳しさを伝えてきた民族。
記憶を今の人に伝えるために再話という形で文章にしています。
でもね、文字がなくても、その作品を見ていると、
そこに流れている深い意味や強さや愛が伝わってくるの。
寒い寒い北の大地での惠。
雪解けの遅い春に命を膨らます木々や動物たち。
生きるための狩猟、命への感謝。
宇梶さんは、83歳。とてもチャーミングで美人で、凛として。
先ほど、お客様に梟の手描きの作品をお求めいただきました。
「うれしいです。梟が一羽、○○さんのお宅に飛んでいきました」って・・・・
★最終日の13日には、お話会が開催されます。
15:00〜(お茶付き¥1500)是非、お出かけください。
どんな内容かは 私も楽しみ。