「秋の作品展」

恒例の「六人展」今年諸事情でご参加できなくなった方もいらして
「秋の作品展」と名前が変わりました。

それでも、力作揃いです。
4人の方の共通点は、決して偉ぶらず、決して驕らず、
いつもいつも穏やかで、ご自身の作品に誠実です。
描き続ける事は、きっと皆さんの生活の一部になっているんですね。

千葉冨久子さんは 来春93歳になります。
お庭のさりげない花を優しい水彩で描いています。
人生の大大大先輩。
文才もおありで、今でもエッセイの同人誌に寄稿し続けています。
出品作品にも一言一言感想を述べるのですが、
それがまたさりげなくキュッとしていて聞いていて面白いんです。

「梢さんのタイトルは随分哲学的ね。見る人が色々想像できていいわね」
「井上さんは、細かいのを良く描かれたじゃない。色が素敵ね。根気がいる仕事ね私にはできないけど」
「山口さん、絵に書いてある字は意味があるんでしょうけど、立派ね。ご自分で考えたの?読めない字もあるけどね」
皆さん「はい」「ありがとうございます」と。

「私はね、もう高齢者だから」と言いながら、
「歳だからあれこれできないのは嫌だから、ふふふ」
「この花、もう少し描きこめばよかった、こうやって見るとまだまだだと思うわね」
まだまだエネルギーがあふれてます。

最近少しお耳が遠くなって補聴器をつけているのですが
「聞こえないと話が解らなくて・・ツマンナイノッ」とすねたりしてます。

チャーミングな冨久子さん。
寒い冬が来ますけど、また来秋も皆さんと一緒にお作品を展示してくださいね。